『 ディス イズ スパルター !!!! 』
TVCMで初めて予告を見た時、まずその吠えっぷりにびっくり。
いやー、ほんっと、あれはインパクトでかかった…。気持ちいいくらいに。
そして、戦士育成
スパルタ教育の過程をやる感動映画なのだろう、と、
勝手に間違った解釈しておりました(笑)
その後、ひょんな事から劇場で見る事が出来ました。
なんとも味のあるトーンを落とした色調と、うつくしい陰影。
守るべきものを守るために、1,000,000人の敵に、たった300人で挑んだ男達。
気迫と知恵にただただ圧倒されました。
体育会系を好む方に人気があるというのも、非常に頷けました。
女の視点から言うと、
命を賭けて戦う男達は非常に格好よく、頼もしい限りで、
『えい、えい、おー!』的に、良い意味で無駄なほどに熱くなれるのも羨ましい。
女じゃこんなにシンプルに団結出来ないわよ、きっと。
その男性独特の少年のようなひたむきさが、どこか可愛くもある。
戦闘シーンはとにかくちぎっては投げちぎっては投げ。
あまりにばっさばっさテンポ良く斬っていきます。
私は本来、『どんどん殺す』ものは好きではなく、
画面の隅の名もなき兵士の死ですら、考え込んでしまうたちなのだけれど、
『ひとつひとつのいのちの重さ』に疑問を持つ暇がありませんでした。
また、血しぶき等も飛びまくるのですが、
色調が非常に抑えられたもののお陰で、生々しさが薄れています。
それを善しとするか悪しとするかはそれぞれですね。
苦手な筈なのに、面白かった。
残酷な表現が多いので流石に小さなお子さんにはお勧めは出来ませんが、
戦う男達と、留守を守る女性の『心意気』を感じる、おとなの為の映画。
いわゆる戦争映画とはあえて分けて、物語として楽しむ方がいいのかも。
私の場合はそういう風に受け止めました。